名村アートミーティング

名村造船所・製図室
2005年9月3日、建築学会の司会を終え、インドネシア研究チームとミーティングした後、大阪・住之江の名村造船所へ。
昨年、見られなかったのでちょっと見に行ってみた。
この名村アートミーティングは、今は使われなくなった造船所を、今後30年間、アート・演劇関係者に無償提供するというプロジェクト。スタジオやカフェ、劇場等が造船所をリノベーションして設けられている。その年に一度の文化祭的祝祭がこのアートミーティング。

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公団・東豊中

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空間計画の荒木公樹さんに案内してもらって、東豊中の集合住宅プロジェクトを見学させてもらった。この計画は、老朽化した公団住宅の建て替えで、非常に規模も大きい。東京・東雲のような「実検集合住宅」ではないけれども、遠藤剛生マスターアーキテクトによる、力作。

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丹下健三とラルフ・アースキンの訃報

モダニズムの土着化、という視点ではとても重要な二人の巨匠が亡くなりました。
丹下健三については藤森照信が非常に簡潔に的確なコメントを出していたです。「これで昭和にひとつの区切りが出来た」、「これからは、丹下ほど時代とシンクロするような建築家は出ないだろう・・」(引用不確か)など・・・by asahi.com
ラルフ・アースキンは、あまり有名ではないけれども、大好きな建築家で、いくつかの特集や書籍を集めている。今月号のA+Uは、半ば追悼号のようになってしまった・・・(ケン・オオシマ氏の主編集号。オオシマさんのチョイスは、とても私の興味とシンクロするなぁ。なんでだろ?)
なお、アースキンの最初の個人作品集は「都市住宅」なのだそうです。

S/I、NEXT21

Next21
水曜日、ネクスト21に行ってきた。
10年ぶりの再訪。緑が成長し、クラディングがカラフルになり印象が変わる。
今回はちゃんと説明を受け、住戸内まで案内して頂く・・・
18戸に24億をかけた壮大な実験住宅は、まさに建築の可能性を追求したシステマティックな建物。ハイテックでバナキュラー、エコロジカルで工業的。

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