建築家・中村好文、熊野・野尻さん一家

修士論文の公聴会付近から、ほとんど無休。
HDレコーダに動画が溜まるも、見ることできずだった。(イナバウアーと亀田は見たけど)
やっと、データを移す余裕ができ、夜の研究室で中村好文の密着取材と、熊野の山林に生きる一家のテレビ番組を視聴する。

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「文化としての住まい」-03_里山の森と土地所有

2006年1月31日産經新聞和歌山版「サイエンス・研究室最前線」
前回の「忌籠り」のように、他村との交通を遮断してしまうフィリピン・カリンガ族の村。そこでは他地域に依存せず、自足的な生産と消費のシステムが築き上げられている。持続的に資源を得るためにどのような仕組みがあるのか? 和歌山大学システム工学部環境システム学科の平田隆行助手に、カリンガ族が里山を守る知恵を聞いた。
Kalinga's village, Bugnay,Tinglayan,Kalinga.

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「文化としての住まい」-02_村のひろがりと忌籠り

2006年1月24日産經新聞和歌山版「サイエンス・研究室最前線」
前回はフィリピン・ルソン島少数民族カリンガ族の「血讐」について話を伺った。命によって罪の代償を得る「血讐」が、村の治安を維持すると同時に村の結束を強めるという。今回は村の結束を感じられる、村を閉ざす儀礼、忌籠りの儀礼について話を聞いた。
blocked gate at Kalinga's village

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「文化としての住まい」-01_カリンガの村

2006年1月17日産經新聞和歌山版「サイエンス・研究室最前線」
日本は世界第二位の経済大国でありながら、景観は三流国。町並みや景観に対する意識が高まっているものの、美しい景観を生み出す方法は定かではない。一方で、歴史的な町並みや古い集落では、万人が美しいと思える景観が広がっている。この違いはなぜ起こるのか。和歌山大学システム工学部環境システム学科の平田隆行助手は「集落には人間と自然、個人と社会をうまく関係づける『住まうための文化』がある」と指摘する。そこでは毎日の生活と風景とがきちんと関係づけられているという。山奥の集落を研究対象としながら、現代の街や建物の提案を行っている平田助手に、フィリピンの集落での調査体験をシリーズで聞いていく。
young mam and her child at Kalinga village

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産經新聞和歌山版の連載が終わります

本日、最終回の原稿を脱稿しました。
三ヶ月、しかも相当忙しい時期の三ヶ月。
担当のやぶうちさん、ご迷惑とご心配をおかけしました。ヒヤヒヤものだったとおもいます。
転載許可が頂ければ、順次こちらにアップして行きたいと思います。
とにかく、終わりです。
さて、次か、