7月7日、水曜日には、
御坊市の市営島団地へ行ってきた。
レクイアム本調(B4)のリサーチペーパーで取り上げ、調査を行う予定の団地。
この団地は、平山洋介先生が率いられ、私の尊敬する先輩・糟谷さんがはりついて造り上げた建て替え公営住宅。まず、居住者のコミュニティをつくり、ワークショップを通じて建築を考えていったことが特徴。多様な家族・すまい、生き方が詰まっている。
まず、ワークショップがすごい!
よくやるなぁ!の一言。
出来た空間がいい!
こんな大変な条件でよくここまで出来たものだ!
現代計画による集合の手法、ワークショップによる多様性、がとてもうまく融合している。ひとつひとつは語らないけど、共有空間を、それとなく「私の場所」としてつくることが出来るようになっている。内島団地(兵庫県城崎町)と若草住宅(兵庫県芦屋市)を組み合わせたような建物でした。
なお、本調は「共用空間」の使われ方・管理のされ方について調査を行うことになりそうです。
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