(書いたの消えちゃった)
ちょっと前にGoogle Sholarってのが始まっている。hotwiredの関連記事で、これはいいなぁ、と思っていた。
日本の学会では「サイテーション・インデックス」(論文の質的なランク付け)が無いので、基本的に質より量(何本・何ページ書いたか)で研究者が評価されてしまう。そのせいで論文集はゴミ論文だらけな状態。それが改善されるきっかけになるんじゃないかな?と。
なんでそんなこと思ったのかというと、先週就職支援の一環として「模擬集団面接」を行なったとき、もし自分が「人事課長」だったらどうしただろうか?と考えたら、「googleで名前を検索してみる」と思ったわけだ。
学生にそれが有効かどうかは別として、
その人の有用性をはかる基準として、どれだけオリジナル情報を発信し(量)、それがどれだけ評価されたか(質)をアプリオリに出しちゃうシステムが(限定されているとはいえ)構築可能であるということ。
そう考えると、学生のBlog.って自分の活動を伝える手段としてとても有用に思えてきて、就職活動でも使えそうだ、と感じたのですが、そうなると自由に書けなくなっちゃってつまんないな、とも思えたりして。
(追記)
hotwiredブログは「知の自由市場」と民主主義を進化させるかに、ちょっと関連しているのかな・・・blog.が世界を変えるなんてことはないと思うけど、ひとつの方向ではあるのかな。
先週の読了:
on 2005-01-24 13:30:21
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★★★☆☆
無茶なアンケート調査修論が多いので思い出して読んでみた。大手新聞マスコミ研究者でも沢山あるのだなぁ。リテラシーとして参考になったです。
on 2005-01-24 13:30:23
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★★☆☆☆
想像の範囲内だった。「要塞都市LA」で言及されていることを、象徴的なニュース(オウムや新宿雑居ビル火災)をソースに置き換えた感じ。平山洋介先生も同じような研究をやっている。!と思ったのは、シーラカンスの「博多小学校」が監視された監獄状態になっているという部分。まったく同意見。私もMERA学会でもその話題で話したことがある。スケすぎ問題。
すぐ読めちゃうのし、本棚に入れておく程ではないから立ち読みにしておけば良かったという気も。
on 2005-01-24 13:29:18
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★★★★☆
初版を立ち読みしたけど、大学教員として読んだらどうだろう?と。
よい学校を出ても対して有利にならない社会が来た(脱学校社会)。そこでの教育とはなんだ?という内容。意見には賛同できるし、自分の経験とも一致。テンポよくわかりやすい文章なので一気に読める。