名村アートミーティング

名村造船所・製図室
2005年9月3日、建築学会の司会を終え、インドネシア研究チームとミーティングした後、大阪・住之江の名村造船所へ。
昨年、見られなかったのでちょっと見に行ってみた。
この名村アートミーティングは、今は使われなくなった造船所を、今後30年間、アート・演劇関係者に無償提供するというプロジェクト。スタジオやカフェ、劇場等が造船所をリノベーションして設けられている。その年に一度の文化祭的祝祭がこのアートミーティング。


内容的には、住之江の工業地帯のテクノスケープを満喫するクルージング、ニューアカ(おお、懐かしい響き!)教祖によるシンポジウム、DJイベント。
DJイベントだけチラ見して、あとはリノベを見、敷地の景観を楽しむ。会場でO 様に遭う。
圧巻なのは、造船所の製図室。
広い、でかい、暑い!
夜で窓全開で、32度。昼間はいったい何度になることやら!? 高度成長期に、いったいここで何人のエンジニアが製図台に向かっていたことやら・・・
なお、ここのリノベーションは、ユーデーコンサルタンツの設計管理。友人のTが写真撮影していて、環状線までのせてもらう。
この建物、リノベーション建築としてもとてもよく出来ているとおもう。
P.S.
ちなみに、磯崎新は人民服で登場。grafのカフェで浅田・柄谷氏と仲良く飲んでいるようでした。

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