2007年は(比較的)TVを見た

2007年は、比較的テレビをよく見たと思う。
私は、1991年以降、ほとんどテレビを見ていない。
すなわち、15年間テレビを見ていなかった。
理由は簡単で、テレビを持っていなかったから。
テレビをわざわざ買う理由も、思いつかなかったからだ。


まず、ヒマな時にテレビを付けても見るべき番組が無い。
たまに見たい番組はあるけど、わざわざ待ち構えてみるほどヒマではない。
それにテレビはテンポが遅すぎてイライラする。「それ、さっき見た」の多いこと・・・
テレビ見ていないと世間話が出来ない、なんてこともなく、
テレビを見ない方が逆に世の中の事が良くわかったりする。
それが、今年はテレビのコンテンツを見る事が多かった。
一つは、HDDレコーダーを買い換えたことに起因すると思う。
「クローズアップ現代」と「BS世界のドキュメンタリー」、放送大学の環境系の授業、アニメ「電脳コイル」、「ピタゴラスイッチ」などを、がっしがっしと貯め込んで、倍速でガンガン見るようになった。
もうひとつは、YouTubeや、企業サイトでCFを見られるようになったことが起因する。
「Get a Mac」にしろ、「山田悠子の就活」にしろ、「Bravia UK」にしろ、「公共広告機構」にしろ、「Fanta!」にしろ、オンラインで楽しめるようになった。 (僕はCMが大好きなのである。)
テレビ局の存続に関わるので、番組そのものはネットで流さない。でも広告はオンラインだろうが、オンエアーだろうが、人目につくことが目的。ばんばん流れる。だから海外のCMもよりどりみどり見放題。これはとてもうれしいことだ。
さて、わりとテレビを見た2007年だったけど、これからもテレビを見続けるかと言われれば・・・ノー、だろう。
録画規制のデジタル放送は「面倒」!
品質が悪くとも、YouTubeのアーカイブと外国コンテンツなどの「裾野の広さ」が断然魅力。「放送」にメリットが感じられない。
一週間の全放送を全部録画して、後から評判になった番組を見るという、Spider Proというのがあるらしいが、録画するだったら全部オンデマンドで良いじゃないか、そもそも即時性勝負のテレビ放送なんて要らんのやないか?と思ってしまう。
2007年に、テレビをたくさん見たのは、
日本のテレビ文化がまだ強力で、録画しやすいアナログ放送で、HDDレコーダーがあって、番組表がネットで手に入りやすいという、「タイミング」の問題だったのかもしれない。
テレビの時代はもう来ないな。
圧倒的にカネとテマをかけてきたテレビCFの文化、今後は難しいのかもしれない。

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