- 2013-01-17 (木) 23:59
- 減災と災害復興
今年は朝、5時46分に起きていた。まもなく3歳になる娘が、泣きじゃくったからだ。夜明け前の暗い部屋で、「こんなに暗かったんだな」とか、「なかなか夜が明けないのだな(6時半でもかなり暗い)」と考える。
さて、写真は、1995年1月17日、阪神淡路大震災当日朝、7時40分頃の写真。神戸市灘区。この時間帯には、若い男性が組織的に、部屋に閉じ込められた老人や、生き埋めになった人々を助け出す様子があちらこちらで見られた。
当日朝、6時台、7時台の写真は、空撮を除けば報道各社でも多くはなく、住民同士の共助の様子は記録が少ない。その点では貴重な写真ではないかと思う。
二枚目の写真は、もう少し前で、7時半頃のもの。同じく神戸市東灘区。全壊した住宅から救助しているところ。若い男性が中心だが、プロではなく、近隣住民によるもの。当然、自衛隊は出動しておらず、救助できるのは住民だけだった。
共助がいかに大切か、をこの時に知った。(ただし、津波避難はまた別であるので誤解なきよう。)
なお、これらの写真は、1995年の新建築にも一部転載されていますが、ホントの撮影者は私です。(混乱があって、東京の事務所が撮影したことになっていますが)
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