震災11年目ともなると、震災を思い出す日、というよりは震災を忘れない日、なのかもしれない。記憶の風化と11年の歳月ということなのか・・・
今日は耐震偽装マンション問題の証人喚問の日でもある。
地震に備えなあかんよ、という日の証人喚問なわけだ。
欠陥マンションに阪神大震災級の震災が襲った場合、住人の多くが死ぬわけで、そんな建物をデヴェロップした業者の証人喚問をわざわざ阪神大震災の1.17にして、反省させるということかなー、と思っていた。
新聞紙面は「阪神大震災から11年」という見出しで、95年1月の、マンションが倒壊している写真と、火災の写真があり、そしてその横小嶋社長の写真と記事が載る、そう思っていた。
大間違いだった。
ライブドアの強制捜査が一面トップ。
ライブドアの件は、強制捜査のくせにマスコミには数時間前に連絡が行っていて、当事者がテレビのニュースで強制捜査を知るいう、不自然さ。
どう見ても、今日1.17の紙面一面見出しを奪う思惑があってこの時期に強制捜査したとしか思えない絶妙なタイミング。
ライブドア、宮崎勤死刑判決、証人喚問、この3つの大きなニュースに囲まれて、震災11年の扱いはホントに小さくなってしまった。
ヒューザーの小嶋社長が
「天災地震が起きてから調査、発覚したことにしたい」などと、イ社に迫ったとの話を否定したyahoo! news
そうで、イーホームズの社長が「偽証だ!」と記者会見を行っているが、
もし、小嶋証言が偽証だったら、震災の日にそんな偽証をする神経が信じられない。
今日は、震災の日だったんだぞ!