非電化の衝撃

asahi.comで読んだ、「非電化製品の普及に取り組む発明家・藤村靖之さん」。
非電化工房を読んでさらに衝撃。
なんだこれは?
コロンブスの卵的発想の連続にまったくもって頭がクラクラする。
非電化冷蔵庫、原理は既知のものだ。「冷熱輻射」とか「冷輻射」ってよばれてる原理。
簡単に言うと、夏の暑い日にトンネルを歩くとひんやり涼しい、という原理。
実はトンネルの気温を温度計で測っても気温は外気と同じ。ではなぜ涼しいかというと、それがこの冷輻射。熱が赤外線となってトンネルの壁に放射されるけど、トンネルの壁からはたいして放射して来ないので温度は逃げていくばかり。だから体温は下がっていき涼しい、という仕組み。
しっかし、それで冷蔵庫が出来るとは仰天。
頭の中では、世界中の住居の壁に、この非電化冷蔵庫がへばりつき、パキスタン・ハイデラバードの「バッド・ギア(風窓)」のような景観が広がるのを想像してしまう。
うわー、建物に取り込みたいなぁ。
ライトシェルフを記憶形状合金をつかって上手く造ってしまう装置にも仰天。
すごいねぇ。建物に取り入れたい。すごく楽しいなぁ。

非電化の衝撃」への2件のフィードバック

  1. 日本中の自販機が非電化になったらCO2は削減されるなぁ。(多少はありかも。)
    砂漠にビール自販機だって、あり得る!

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