H5N1インフルエンザのリスク

(私は専門家じゃないので、WHOや厚労省などの提供する情報を確認してくださいね。)
bird flu、トリインフルエンザ。
人から人へ伝染する新型が日本でパンデミック(大流行)した場合、
約2500万人が感染し、二か月で64万人が死ぬという。(厚労省)
死者64万人とは、南海・東南海地震の想定死者数の30倍。
別の試算では210万人が死ぬとも言われているから、これだと100倍。
ものすごくリスクが高いことになる。
専門家は、確率論的に近い将来にパンデミックが起こる、と言う人も多い。
被害規模が大きくて深刻。
おまけに・・・


10代から30代の若者の致死率が高い。
震災では死者は老人が多いものだが、H5N1インフルエンザでは、青年層が死ぬという。
210万と言えば、人口の2%。 100人に2人。
青年層が多いと言うことは・・・それ以上。
おまけに、死なずとも後遺障害が残るという人もいる。
2500万が感染って・・・5人に一人、ですよ。
信じられないくらいリスクが高い。
実感が涌かないほど。
これだけの規模だと、パンデミックになる確率がどんなに低くても、備えなくてはならないリスクではないかと感じる。
断層直下型地震だって、断層の活動周期が1万年とかザラです。今回のは直近のものだ。確率だってそんなに低くはない。
しかし、このような、規模が大きすぎて、いまいち実感の涌かないリスクって、往々にして人は何もしない。
リスクマネジメント的に、早急に対策を立て備えるべき、と強く感じます。
IDSC 国立感染症研究所
独立行政法人福祉医療機構による、新型インフルエンザのガイドライン
鳥インフルエンザ直近情報
新型インフルエンザ防御マニュアルQ&A (講談社Moura)
なお、インド西部で大規模に家畜が鳥インフルエンザで死んでいるという。
超人口密集地、コルカタのすぐ近くだ。

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