30日は朝7時1分発の電車に乗り、富山へ。あっち行ったり、こっち行ったり、だ。
13時前に現地到着し、QTVR等を事前に撮影。1330に隣の会場へ移動して内藤廣の講演会を聞く。12月に東京で吉阪隆正回顧展が開かれる。その取りまとめを内藤廣が行なっているので、話もじっくりと考えられていた。
■講演内容:★★★★★(大変良い!)
■論点
・建物の歴史的な意味とは?
・吉阪建築の価値はどこにあるのか?、吉阪隆正は何をしようとしていたのか?
これを、当時の社会背景、現在の社会背景の中で考えていく。
■要約
「要約の暴力」を覚悟の上で簡潔にまとめると
・建物の歴史的な意味とは?
景観法に見られるように、公共という考え方が問われる。そこには「時間軸のパブリシティ」を考えなくちゃならない。どういうものを共有財産として残すべきか、という議論が大切になる。「その建築が背負っていたもの」を見ていく。
・吉阪建築の価値
建築は上手くない。”鮮やかな建築”ではないところに行っている。丹下健三が「勝ち組」とすれば「負け組」。吉阪の58年とは、シャロウン・アアルトと同じく、どうやって近代建築のスクエアを崩すか?どうやって近代技術を使って人間の空間を創造することが出来るか?にあった。人間は矛盾を沢山抱えた、割り切れない、単純にはわからないもの。それを受け止める器として建築を考える。するとどうしても建物が格好わるくなる。それが吉阪の価値のひとつ。
■感想
吉阪・早稲田スクール系とは何か、を考えていたけれども、それがとても明確に語られていて、すっきりした。なぜ私自身がハンス・シャロウンやヘルツベルハー、バン・アイクに魅せられるのか?(あまりかっこ良くないのに・・・)、なぜ、集落に魅せられるのか?、なぜ生活、生活、と叫びつつ設計するのか・・・。「それが当然」とおもっていたけど、なぜ世の中では「負け組」になってしまうのか。
当然と思っていて深くは考えなかったことを、歴史軸、社会背景にのせて語られたことで、かなり納得いった。同時に、吉阪的な考えがこれから重要になるだろう、とも感じた。はっきりいって、重要なポイントが多すぎて、要約不能。全部議事録にしたいなぁ。
(時間不足で出来ないな。ゴメン)
オフ?会おつかれさまでした。
次はB案、楽しみにしています。
帰って思ったのですが、“どこでもドア”があったら、ご近所づきあい、も変わるんでしょうね。。
色々空想してたら、ちょっと楽しくなりました。
では
nomikai
sannkashimasu
nishi
おお。そゆことだったか。
hiraさまより謎のメールが来たので訪問してみました。
じゃ、そゆことで。
参加表明はhiraさんにしたけど、、、。
では、そゆことで。
みなさま、連絡をお待ちしております。
お!
ではBで行きましょう!
近況報告って、なんか特別なことでもあったりして?
では、参加希望者はakanem氏へ連絡!
いい天気ですね。
Aもいいですけど、
Bはどうでしょ?
近況報告もかねて・・
まだ暇にしておりますので、
連絡係しましょうか?
あとは、参加希望者宛+αにメールで詳細決定で、にて、でどうでしょうか?
おっと、
コメントありがとやんす。Mixi効果からか、客層にバラエティがでてきた。だれが見てるかわかんない世界だもんな。
飲み(おっとこれがオフ会か?)に発展?
A.吉阪展の後、忘年会を兼ねて飲む
B.今週末13日あたりに飲む
こんなところでしょうか。
↑その飲み参加!
だめ?
ご無沙汰です。
その後変わらずのんびり生活してます。。。
そんなこんなで、遠ざかっていた建築に近づきつつある今日この頃です。
そのお話ぜひ聞きたいです。
神戸で飲みながら建築談義も聞きたいです。では。
すげえ要約ですね。でも、分かりやすい。ヒラタさんのすごいのはそういう所だな。やっぱり。いやあ、講演聞きたかったな。ナマで。
そうか、負け組なのか。
「割り切れない、単純にはわからないものを受け止めるための器としての建築」すごい建築観だなと思ったあるよ。
この要約にあまり感想を書くのは要約の暴力に加担しそうなのでやめときます。じゃ
QTVR、講演録音mp3、ともにhttpでダウンロードが出来るようになってます。ただし、個人的にしかお渡しできません。(講演内容は当然著作権が発生する)ほしい方は私宛にメールください。URLをお送りします。(ゼミ生は「あえぎ声」からもっていけます)