GPSと観光学

朝、JR和歌山駅にて本調と待ち合わせ、打合せ。
んー、やっぱりプロットせねばなりません。時間を費やさないと。アンケートだけで簡単に出るとは思うな、ということ。アンケートで結果は見えない。結果が見えてからアンケートを作ること。SD法にしろ、ブラックボックスにかけて結果を見るような手法は「科学的」なのかもしれないが全く肯定できない。核心を突く答えが出てこないからだ。プランナー、デザイナー、アーキテクトに必要なのは統計学ではない。数量的(定量的)手法は否定しないが、結論を見据えた上で根拠として使う場合には信用するが、適当にアンケートかけて適当な式にかけて「結果」にするのはどうかとおもう・・・
と、打ち合わせていたら電話がなった。アクシデント発生で急行。慌ただしい一日に。
ちょっと落ち着いたので吹上実測を行い、終わらせる。
海外調査のGPS実測の予行として、本日GPSを使ってデータを取っていた。
日没後、MOSにて飯を食べながらそのデータを解析。
実は、使用機器が依然と大幅に変わり、OS7.xからOSXへ、PalmOS3.5からCliePaomOS5.1へ、と全く変わってしまっており、シリアルインターフェースも変わり、いろいろと大変だった。ロガーは4年前と同じく、山田氏のAccessIt!を使うことに。PalmOS5での動作がおかしく、手間取るが、なんとか成功。
つぎ、解析のスクリプトにかけるが・・OS7x時代のMacPerlではメモリ不足・・と言われて動かず。何やってもダメ・・・。
あきらめて帰宅。1h寝てから夜なべ作業。
結局、OSXに搭載されたUNIX版Perlを使うように変更。些細な修正で動く。ドロップ・アプリに変換すると快適に。
5時就寝。
一週間前にアマゾンから届いた観光学の書籍を読む。「観光に付ける薬」これはわかりやすいが、2時間あれば十分理解できる程度の本。修士論文のリライトのようで、著者による今後の方向性が明確に示されているので取っ付きやすいし、観光学の流れも説明されているのでよいが、思い込みの強さが気にかかる。 内容はそれほど間違ってはいないけど、それは英国の観光学権威の意見そのままだし、それでいいのか?とも思う。
「観光学入門」(有斐閣アルマ)アルマのシリーズは、鳥越さんの環境学、町村さんの「都市社会学」といった名著があり、参考文献集がよく出来ていて手っ取り早く異分野の状況を知るにはもってこい。観光学も買ってみた。
ただ、立教観光学科の教官ばかりで書いてしまったようで、分野に広がりが感じない。どうも「試験対策」の参考書的になりすぎている気がする。
「観光人類学」(山下真司他)
読んでみたら、昔読んだことある書籍だったことが判明。あー。
でも、面白かった。ポストコロニアル批評の問題、観光と民族の問題を、ラディカルについていく。山下真司は「つくられた伝統」論展開するが、納得できるところも多い。素材等に「ホンモノ性」を求めすぎることを「近代的な思考」としてしりぞけること(これは近代建築が打ちっ放しコンクリートを使った根拠でもあるのだが・・)がとても共感できる。フレデリック・ジェームソンの「20世紀の文化の特徴は、まがい物である」という言葉もここで知ったな・・と思い出す。どんな状態であれ文化が生きている 様を感じ取るセンス、もっとも大切な部分を鷲掴みに出来るセンスと時間が、フィールドには必要なのだろう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください