LeopardのことえりをAtok風にカスタマイズ(Mountain Lionも可)

なんだかんだといいながら、Leopardを使っています。
小学館やOxfordの辞書が使えるのはとても便利。
それからPreviewの機能がアップ。PDFの複数ページをまとめたり、色調補正が出来たり出来て便利。
ただ、困って困ってしょうがなかったのは「ことえり」。
変換キーでよく使うキーをAtok風に変えていたのですが、そのカスタマイズが出来なくなったんです。(矢印キーとか)
MacOSX 10.3時代にはことえでぃ4というツールも出ていたのだけど、Leopardでは使えない。(追記:10.5対応版がでています)
「ことえでぃ4」が出る前から設定ファイルを書き換えてカスタマイズしていたから、自力でやってやろう、とトライ。でも、設定ファイル(Msimekeys.plist)の置き場所が変わっちゃってる。
どこだろ?
で、わかりました。


移転先は、
/System/Library/Input Methods/Kotoeri.app/Contents/Resources/MsimeKeys.plist
このファイルを書き換えれば、カスタマイズできてしまう。
中身の書式は、これまでと同じようだ。
と、いうことは・・・
Tigerから、このMsimeKeys.plistファイルを持ってきて移し替えれば、元の設定のまま使える!
やってみたらうまく行った。
Tigerなんてもう無いよ、と言う人には・・・
ここに、Atok風キーバインドに設定された「MsimeKeys.plist」が置いてあります。
これをダウンロードして、
/System/Library/Input Methods/Kotoeri.app/Contents/Resources/MsimeKeys.plist
これと入れ替えれば良いわけです。
まとめ。
LeopardでAtok風キーバインドに変更したい人は・・・・
(当然、自己責任です)
1;;Finderにてファイルメニュー「移動」から「フォルダに移動」を選択。
/System/Library/Input Methods/Kotoeri.app/Contents/Resources/
と入れる。
2:;ここで「MsimeKeys.plist」を見つける。そしてファイルの名前を変更しておく。「MsimeKeys_original.plist」とか。
3;ここからダウンロードした「MsimeKeys.plist」をこのフォルダに入れる。
4;ログアウトして、再度ログインする。
5;「ことえり環境設定」を開いて、「Windows風のキー操作」にチェック。
6;ついでに、入力文字「数字を全角で入力」のチェックを外すと、半角数字が楽になります。
注意;うまく行かない場合は、「MsimeKeys.plist」を削除して、「MsimeKeys_original.plist」の名前を「MsimeKeys.plist」に戻す。
(追記として「ことえでぃ」を10.5に対応させる方法を書いていましたが,「ことえでぃ」の10.5対応版がリリースされたため,削除しました。また,OSX10.6はここに記した方法が使えるようです。)

(追記2、OSX10.7 Lion、OSX10.8 Mountain Lionでも、この方法は使えています。)

LeopardのことえりをAtok風にカスタマイズ(Mountain Lionも可)」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: poly-tanked cosmos - Mountain Lion (MacOSX 10.8)にて、ことえりをAtok風キーバインドに

  2. こんにちは。
    最近Leopardにして、今までのEGbridgeが使えななったため初めてことえりを使っています。
    変換がとてももどかしかったので、ここの方法でほんとに助かりました。
    有り難うございます。
    ちなみに、今はユーザー辞書に登録した単語が複数ある場合、一つしか学習で候補リストの上に上がってこないことが悩みです。

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