和歌山大のBYODパソコンの基準が変わりました。これまで観光学部ではMacも可能でしたが,全員がWindows10/64bit/x86となりました。
その理由は,例えばデータサイエンスなどの,Pythonなどのインストールを前提とするごく一部の授業で対応が難しいからだと聞いています。
これはmacでPythonを使えないから,ではなく,インストール方法などの説明にmacとwinと二通り用意することができないからです。自分に技術があれば,乗り切れるといえば,乗り切れます。
まぁ,大半の授業は,MacでもWinでも,iPadやChromebookですら,対応できます。授業はmoodleというwebのシステムと,MicrosoftTeamsで成り立っており,これらは,Win/Mac/iOS/Android,どれも対応しているのです。
ではなぜ,windows10/64bit/x86という環境だけに限定しているのか?
それは,学生からのクレームです。
「うまく表示できない」とか「動画が見られなかった」とか「システムがおかしくて提出ができなかった」とか,学生からクレームが来たとき,「教員の環境では問題なく動いてる」の一言で終わるからです。責任持って動作確認するのは,Win10/64bit/x86だけだと。他は知らない,自己責任で使って,と言いたいわけです。
無理もないですよね。
ただ,それでmacは使えないかというと,ほとんど問題ありません。
そもそも,私もMacで困ってませんので。
すでにwinな人も,無理して新品ハイスペック買わなくても,問題ないと思います。
「おまえが1年生ならどうするか?」 と聞かれたら・・・M1Macの登場で暴落している中古のMacbook Airを買いますね。さらに新品のiPadとApplePenも買います。で,2年生の終わり頃に,Appleシリコン積んだ機種に乗り換えると思います。
Appleシリコン搭載のMacbookは,これまでにない素晴らしいノートパソコンだと思います。2021年度の新機種が出たら買うつもりです。