2021年度 和歌山大のPC

和歌山大のBYODパソコンの基準が変わりました。これまで観光学部ではMacも可能でしたが,全員がWindows10/64bit/x86となりました。

その理由は,例えばデータサイエンスなどの,Pythonなどのインストールを前提とするごく一部の授業で対応が難しいからだと聞いています。

これはmacでPythonを使えないから,ではなく,インストール方法などの説明にmacとwinと二通り用意することができないからです。自分に技術があれば,乗り切れるといえば,乗り切れます。

まぁ,大半の授業は,MacでもWinでも,iPadやChromebookですら,対応できます。授業はmoodleというwebのシステムと,MicrosoftTeamsで成り立っており,これらは,Win/Mac/iOS/Android,どれも対応しているのです。

ではなぜ,windows10/64bit/x86という環境だけに限定しているのか?

それは,学生からのクレームです。
「うまく表示できない」とか「動画が見られなかった」とか「システムがおかしくて提出ができなかった」とか,学生からクレームが来たとき,「教員の環境では問題なく動いてる」の一言で終わるからです。責任持って動作確認するのは,Win10/64bit/x86だけだと。他は知らない,自己責任で使って,と言いたいわけです。

無理もないですよね。

ただ,それでmacは使えないかというと,ほとんど問題ありません。
そもそも,私もMacで困ってませんので。

すでにwinな人も,無理して新品ハイスペック買わなくても,問題ないと思います。

「おまえが1年生ならどうするか?」 と聞かれたら・・・M1Macの登場で暴落している中古のMacbook Airを買いますね。さらに新品のiPadとApplePenも買います。で,2年生の終わり頃に,Appleシリコン積んだ機種に乗り換えると思います。

Appleシリコン搭載のMacbookは,これまでにない素晴らしいノートパソコンだと思います。2021年度の新機種が出たら買うつもりです。


ゼミ配属を安定マッチングで! スクリプトで自動計算

日本の大学の多くは,特定の研究室に所属して卒論を仕上げます。どこの研究室に配属されるかは重要な問題です。
双方が良いな,と思っている組み合わせをできるだけ増やしたい。そして,公平で変な駆け引きをしなくて済むような方法がいいですよね。

そこで「安定マッチング」(stable matching)という組み合わせを求めることにします。

ここでの「安定マッチング」とは,「自分が入れる研究室の中で,最も希望順位の高いゼミに配属されている状態」です。これを導き出すことができれば「あっちの研究室に希望出しておけば入れたのにな・・・」なんてことが起きません。

これは別名「安定結婚問題」とも言われます。 続きを読む

段ボールとクリップでフラードーム

段ボールでフラードーム、クリップ止め

和歌山大学の「秋のオープンキャンパス」にて、フラードームを組み立てました。
2007年には、105枚の段ボールを使ったフラードームを小学生と組み立てたが、今回はもっと小さく簡単で安くて、解体出来るものを目指しました。接着しないのが目標。すべてクリップどめ!です。

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「温暖化懐疑論」に対する反論

東京大学サステイナビリティ学連携研究機構が,「地球温暖化懐疑論批判」を無料公開。
(スラッシュドットジャパンより)
このPDF書籍で批判されている丸山茂徳先生は,和歌山大で講演されたことがある。その中で「温暖化はしない。むしろ寒冷化する。化石燃料を使った方が日本は富む」という論を展開されていた。
これには手を挙げて反論してしまった覚えがある。(若気の至りやなー)

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インターバル撮影をする(調査用)

とある小学校の使い方を調査しているのだが,子どもたちにカメラを向けてパシャッと写真を撮ることは,子ども達の行動に影響を及ぼしてしまう。また撮る方もなんだかプレッシャーを感じるし,撮られる方もストレスを感じるだろう。
ビデオを撮りっぱなしにする,という選択肢もあるのだけど,データ量が膨大だし,機材が高価で台数が揃わない。
そこに最近,面白いソリューションが2つ出たので,試しているところ。

brinno社製 GardenWatchCam

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