リンクと評価

(書いたの消えちゃった)
ちょっと前にGoogle Sholarってのが始まっている。hotwiredの関連記事で、これはいいなぁ、と思っていた。
日本の学会では「サイテーション・インデックス」(論文の質的なランク付け)が無いので、基本的に質より量(何本・何ページ書いたか)で研究者が評価されてしまう。そのせいで論文集はゴミ論文だらけな状態。それが改善されるきっかけになるんじゃないかな?と。
なんでそんなこと思ったのかというと、先週就職支援の一環として「模擬集団面接」を行なったとき、もし自分が「人事課長」だったらどうしただろうか?と考えたら、「googleで名前を検索してみる」と思ったわけだ。

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S/I、NEXT21

Next21
水曜日、ネクスト21に行ってきた。
10年ぶりの再訪。緑が成長し、クラディングがカラフルになり印象が変わる。
今回はちゃんと説明を受け、住戸内まで案内して頂く・・・
18戸に24億をかけた壮大な実験住宅は、まさに建築の可能性を追求したシステマティックな建物。ハイテックでバナキュラー、エコロジカルで工業的。

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設計演習_集合住宅_レビュー

14日午後、設計製図の第三課題「低層集合住宅」の中間レビューが行なわれた。
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今回の課題は世帯向け住宅2戸以上、単身学生向け5戸以上の低層集合住宅設計。
(課題は設計製図 I&IIサイトからダウンロード可能)
まず、自邸の実測図面からスケール感覚をつかんでもらった。そこで冬休みに突入。3週間ちかく空いてしまう。で、レビューを行なったら、あまりうまくは行かない・・・

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1.17

阪神淡路大震災から10年。
灘区水道筋付近
9.11から半年経つか経たないかの時、多分2001年の年末くらいだろうか? ドイツ人建築ジャーナリストを車で送迎している時に9.11のことを話していた。その時、ドイツ人はこのテロが人々にあたえる影響について考えているようだった。簡単に言うと、見慣れたランドマークが突如として消えてしまった欠乏感、そして見えない敵に対する漠然とした不安についてだった。(もちろんブッシュはそれに偶像を与えてタリバンとフセインに「反撃」するのだが・・・)
そのとき言ったのは、神戸ではある意味ニューヨークを先取りしているということ。
当然来ると思っている明日と言う名の日常が、突然崩壊し、戦場になってしまう。それは十分にありえるんだ、ということ。リスクは絶えず存在しているということ、それを肌身で知ったわけだから。

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