浦辺鎮太郎「紀伊風土記の丘・松下資料館」

松下資料館エントランス・古墳のエントランスと同じ要素で出来ている。別写真参照

浦辺鎮太郎生誕110年建築展が,10月に倉敷で,12月に横浜で開催されます。和歌山大は「紀伊風土記の丘・松下資料館」の模型製作を担当しています。https://www.urabeten.jp

資料集にその説明文を書きました。400文字では収まらず,850文字のバージョンも作りました。もちろんそちらばボツになりましたが,別ページで「コラム」を担当することになりました。

ここには,ボツとなった850文字のバージョンを載せておきます。私としては,この850文字が一番気に入っています。

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1.17_阪神淡路大震災20年_六甲道北の20年

阪神淡路大震災・六甲町

1995年1月17日0655,神戸市灘区六甲町

毎年,1.17では,このブログに1995年1月17日6時台から9時台にかけて神戸市灘区を中心に撮影した写真を出していました。
阪神淡路大震災の写真のアーカイブは進んでいて,神戸大や神戸新聞が大変素晴らしいサイトを構築されています。ただ震災当日の写真は少ない。特に発災当日午前は限られます。だからネットに残しておきたい,と思った次第。(削除を余儀なくされたものもありますが・・・)

ブログには出していませんが同じ場所で,同じ1月17日の,出来る限り近い時間帯に再訪することを,何度か行っています。

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東日本大震災21ヶ月後の風景変化_岩手県普代村太田名部

2011年4月9日太田名部

2011年4月9日太田名部

 

2013年1月6日太田名部

2013年1月6日太田名部

 

15.5mの津波防潮堤を作っていたため、居住域が完全に無事だった太田名部集落。漁業関連設備が中小企業再生機構の支援で復旧している。また、津波防潮堤の上部をコンクリートで嵩上げ。地盤沈下分を載せたらしい。

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奈良・十津川村の木造応急仮設住宅

2011年台風12号災害の応急木造仮設住宅(奈良県吉野郡十津川村平谷)

7月中旬に、2011年紀伊半島を襲った、台風12号災害の仮設住宅を視察してきました。

奈良県では仮設住宅の約半分が木造で造られました。
残念ながら同じ林業県である和歌山ではすべてプレハブ建築協会の鉄骨造の仮設住宅なので少し悔しい。

奈良の木造、これがなかなか素晴らしいものでした。

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