やはり、事態は・・

扇町公園_2005年1月19日撮影
(写真は扇町公園のテント。2005年1月19日撮影)
28日のエントリで、「ホームレスの住所」にて触れた、金曜日の大阪地裁での判決。
この判決を聞いてと速攻書いたのは以下の文。

とすると、近隣住民や、行政、ホームレス敵視の住民は、
公園に居座られては困る、と、ホームレスを公園から徹底排除することにつながらないか? ホームレスが公園で生活しているという状況そのものを排除することにならないか、心配だ。

週明け月曜午前、はやくも行政が動いた。
(追記です。もともと強制撤去は予定されていたそうです。その直前に判決が出たというほうが正しいようです。意味的にはどちらも同じですが・・・)
ホームレステント、大阪市が2公園で強制撤去 asahi.com 2006年1月30日 13:19

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ホームレスの住所

公園で暮らしている人が、公園での住民登録を合憲とする判決が大阪地裁から出たようだ。
「公園暮らしに「住所」認める 「実体ある」と大阪地裁」 asahi.com 060127
判事は、「住所」とはなにかを定義したうえで、ホームレス(な人々)のテントを「客観的に生活の本拠としての実体を備えている」 とした。
これが何を意味するか・・・

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あっちでも書いています

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ライブドア、大変だなぁ。死者まで出てしまった。数年前の光通信を思い出す。
「日本のいわゆる「有名なIT企業」って、テクノロジーがない。あんなのIT企業じゃない。」 そう情報系の先生と話し合っていたことがあるが、ライブドアもまさにそれで、技術的には何もない。
だから、ライブドアが明日つぶれても、(株主と従業員以外は)誰も困らない。
アメリカのIT企業、GoogleやAppleやAdobeやAmazonが無くなったらちょっと困る。MSでさえつぶれたら困る(笑)。
でも、ライブドアがなくなってもあまり関係ないのだよなー。
楽天もそう。
ITベンチャーに対する投資する側の無知が引き起こした状態の気がする。
さて、そんなことはどうでも良いや。
この数日で、いくつか、最近書いた文章を順次紹介して行く予定。
「世界住居誌」(2005)では、「フィリピン・カリンガ族」のページを執筆しています。
他にも、和大の本多友常教授、嵯峨芸大の山村高淑助教授など現在研究をともに行っている先生や、昔からよく知っている先生方が勢揃いしている本です。

今日は震災の日だったんだぞ!_1.17

震災11年目ともなると、震災を思い出す日、というよりは震災を忘れない日、なのかもしれない。記憶の風化と11年の歳月ということなのか・・・
今日は耐震偽装マンション問題の証人喚問の日でもある。
地震に備えなあかんよ、という日の証人喚問なわけだ。
欠陥マンションに阪神大震災級の震災が襲った場合、住人の多くが死ぬわけで、そんな建物をデヴェロップした業者の証人喚問をわざわざ阪神大震災の1.17にして、反省させるということかなー、と思っていた。
新聞紙面は「阪神大震災から11年」という見出しで、95年1月の、マンションが倒壊している写真と、火災の写真があり、そしてその横小嶋社長の写真と記事が載る、そう思っていた。
大間違いだった。

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