14日、12時和大発にて田辺市上秋津小学校へ。
6年生を対象にしたワークショップ「校舎に願いを!探索短冊ワークショップ」(M2両口令名)を行ったのだ。司会・進行、企画ともに両口主導なので少々気が楽。
ワークショップの目的は、もうすぐ新校舎に移ってしまう子供たちの現行木造小学校に対する思いや希望を引き出すこと。七夕にちなんで、「願い」を書いた短冊を、校舎それぞれその場所に結びつけると言うもの。
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いくつかとても興味深いことがわかる。ワークショップは期待通りもうれしいが、意外な意見が出てくるともっといい。
この校舎、至る所に本棚があって、いいんです。廊下がゆたか。
そのなかで、この短冊、ちょっとはっとした。「一人静かに」する場所が、ここだったわけだ。
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ちょっと出来過ぎのような気もするけど、
こんな場所、残したいねぇ。
なお、同行していたPTA会長さんがこの場所で一言、「昔先生によく怒られた場所です。」思い出の同居・・・すね。
人のライフサイクルと、建物のライフサイクルの違い、それをどのように生活文化にうまく取り入れるのか・・・それががリノベの計画的な理論となるのではないか、とおもったりした・・・。
しかし、小学校は「コミュニケーション・メディア」としての空間としてやはり、有効であると思うな。