2つ前のエントリーでNYのチェルシーの話がでたけど、
その写真の上部が真っ黒だったのは、高架が映っていたからです。
これはHighLineという、今は使われていない高架鉄道。
ビルを突き刺しながら、ウエストサイドを縦断してます。
面白いなー、と思って、GoogleMapsで路線を追っかけてみると、なんか、木が生えてる・・・・。さらにググって見れば・・・
なんと、再生計画が進行していました。
高架の上に生えた緑地を残そうと、市民運動が起こり、NY市がそれにのって、ぶっ飛んだコンペやって、しかも、それが実現に向かっているのだという。
Friends of the High Line
日本語リソースはここが読みやすい
コンペbest4には、ザハやら、スティーブンホールやらの大物もいて、それが、とてもローカルな聴衆に向かってプレゼンしていて、面白い。
それにしても、一時代を築いた交通インフラが忘れ去られ、知らぬ間に緑がはびこり、都心のど真ん中に花が咲き乱れていて、今度はそれを保存活用しようって、おもしろいねー。
とても面白い空間が生まれそうな気がします。
そういえば、都市の工業地帯のすぐ近くに、変に残ったヘタ緑地を題材に卒業設計していた学生がおったなー。(笑)
負けるなー!
「カッ!」と止まってもネタがずれないように、ネタとシャリがくっついているのかな?
脱線事故が起こったら悲惨だなー。
「ウニ脱線、飛び散るウニを必死に集める客も」
どちらにしても、一キロに及ぶ座席がいっぱいになることは無いでしょう。やっぱり却下。
(そういえば、妙なミニチュア列車に料理が乗ってきて座席に停車するというレストランのCM、子供の頃によく見た気がするなぁ。)
おそいレーンと早いレーンと超高速レーンがあって、インターホンで注文してしばらくすると注文した皿が超高速レーンで「プイーン!」とやってきて席の前で「カッ!」と止まる。それを楽しみにビールをのみたい。
神戸港駅に行ってた線路ね。
「回転寿し」、下流にはまともなネタが残ってないのは目に見えてますねー。カピカピになってそうです。
ニワトリを飼ったらウルサいかな?
こういう高架って、多分、「屋上」に近いんだと思う。どこかにつながっている屋上。
神戸港駅を神社にして、線路を参道にするとか、墓地にするとか。図書館にするとおもろいなー。自然科学から文学には600mあるかなあかん、とかさ。
機械が本をピックアップしてくれてもいいね。
そういえば、北海道の炭坑では、ワインの貯蔵庫にするとか言っていたなー。
灘駅からのびて2号線をつっきって埠頭のほうにのびてるJRの高架の敷地の有効利用の計画が社にきてたことがある。
細長いとたいてい公園になっちゃうんだけど。
1キロくらいある回転すし屋はどうか、と提案したが社内で却下された。
>つくってはいじってこわしてつくってって感じですか??
いや、つくっていじって・・・壊さない。
街の建物の半分以上は戦前の建物だと思う。
人やコトの変化は大きいけど、風景はあまり変化してないとおもう。(WTCとかはすんげぇ変化だが、あれはちょっと特殊だ)
オフィスや住宅の中は、大きく変化しているとおもうけど、建物自体、街自体はあまり変化していない。
外見の変化よりも、内容の変化に重点を置いているのでしょうね。
>一時代を築いた交通インフラが忘れ去られ、知らぬ間に緑がはびこり、都心のど真ん中に花が咲き乱れていて、今度はそれを保存活用しようって、おもしろいねー。
はっはっは〜って感じですね(^^)
なんつ〜か,流れが早いですねNYは。
つくってはいじってこわしてつくってって感じですか??
変化が早いって刺激的でいいですね。変化させようとする力があるまち(NYは大都会ですね)っていいなって思います。
同時に変化に飲み込まれて主体性がなく中途半端に変わってしまった田舎が一番悲しいと思いました。
あー、こういうながぼそーい敷地って好きなんですよ。大阪の靭(うつぼ)公園(一時飛行場だったらしい)とか、神戸のモトコーとか。
コンペ作品について。
ザハはリノベであろうが無かろうが、いつでもどこでもザハフォルム+ザハ仕上げ。
全部高架をザハフォルムにするのは無理だし、どうやって現況とザハフォルムを整合させるんだ?(グラデーション?)と思った。
ザハフォルムは異質性を許容しにくい完結したデザインで、それは新旧が複合するリノベデザインには基本的に合いにくいのではないか?とシンプルに思った。
他の案は、どれも同じように見えた。
おまけに、どのCGも同質に見えた。
ただ、Field Operationの案は、最も現状のHigh Lineの放置花畑の雰囲気を活かしていたかな、と思う。High Lineの、放置された荒々しさとフロンティア的粗雑さを、NYの街に必要な養分として取り込もうとする意欲を感じさせた。
これは、Friend of High Lineの人々の琴線に触れたと思う。
また、おもしろいのは、アイデアコンペは、あくまでアイデアであり、実施案ではないということ。デザイナーの選定の為の試験問題なんですね。
実際の施工する案とは違う。
さてさて、A+Uは全然気がついてなかったです。その記事は見逃しているなー。
鉄道建築鉄道環境ってのもやってた人もいましたけどねー(笑)
ん?
そんな学生がおったかはわかりませんが、field operationsはかなり参考にしていました。
a+uで連載もしてましたよ。
負けじと頑張ります。