和大での設計課題に、新たにランドスケープの課題を行なうことになった。
「郊外での新しい「公園」/「農園」を設計せよ」
和歌山市近郊の紀ノ川沿い・高速道路阪和道沿いに敷地がある。この場所は、紀ノ川流域でも脆弱な場所であり、氾濫する可能性の高いところである。そのような場所に、都市にとっても農村にとってもプラスとなるような土地利用を考え、この場所にふさわしい景観を創造せよ。
自然環境(例えば紀ノ川、水系、土地の高さ、植生)や農村景観(農地、農家住宅、タマネギ乾燥小屋など)、高速道路などの交通インフラなどから、その場所の「風景」を発見し、それを再構成せよ。
難易度高い!!
この敷地、和歌山市立大学の建設予定地だったところ。
旅田元和歌山市長の市立大学計画は、現在白紙撤回され、用地買収が済んでいる予定地はセイタカアワダチソウが生い茂っている。
なお、この市立大学の設計プロポーザルコンペもあり、それは山本理顕氏がとっていた。けれども流れてしまい・・・。
で、ここをどうするか?と聞かれ、敷地を見て呆然とする。
けれども、よく考えたら簡単だった。もともと農地。
農地+公園にすりゃあよい。紀ノ川河川敷は不法占拠のクラインガルテンと化している。ほんじゃぁそれをちゃんとつくればいいわけだ。
もんだいは、それが美しい景観になるかどうか・・・・で、課題にしてみました。
環境時代のラビレット公園を目指してみる。
打ち捨てられた土地を、ひっくり返してホームランを狙ってみる。
さて、ここに風景を発見できるか?
うわっちゃー。めっちゃ難しいあるよ。
ちょっと考えてみよっと。