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産経新聞「防災減災わかやま」2014年4月 地域でつくる地区防災計画
- 2014-07-10 (木)
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昨年,地域防災に関わる重要な法整備が行なわれました。
これまでの防災計画は,防潮堤を築いたり建物の耐震性を高めるなどの被害抑止と,消防や自衛隊などの公的サービスによる救護が中心でした。しかし,東日本大震災のような大規模災害では,これだけでは不十分です。想定を越える津波は防潮堤では防げず,同時多発する被災現場に消防や自衛隊だけでは対応できません。近隣での助け合い(互助)が重要になってきます。そこで創設されたのが「地区防災計画制度」です。
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産経新聞「防災減災わかやま」2013年12月 危機感の欠如とあきらめの蔓延

今年度海南市に新たにもうけられた避難のための階段。ハードでもソフトでも「希望」を持つことで「あきらめ」に打ち勝つことが重要。
東北の三陸地方で話を聞くと,東日本大震災以前から活発に避難訓練を行ったり,過去の津波浸水を確認したり,専門家を呼ぶなどの活動をしていた地域が多くありました。役所が設定した避難所に不安を感じ,大学の専門家を呼んで,避難所をより高い場所に変更しなおしていた漁村もありました。東日本大震災によって,三陸は大きな被害を受けましたが,それでも昔から津波に対して常に警戒をしてきた地域であることがよくわかります。
和歌山は三陸と同じく,定期的に津波に襲われる地域ですが,串本などの一部をのぞけば,津波に対する危機感は少なく,実に「おっとり」していると言われています。昭和の南海,東南海地震が比較的小規模だったからかもしれません。
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