雑誌「近代建築」、卒業設計のコメント

今年も和歌山大の代表の「推薦のことば」を書く。
学生の渾身の作品に十分応えられればよいのだけど、と思いながら書いています。
(やっぱ好きなんでしょうね、卒業設計。)
書く時に注意しているのは、卒業設計の提案を社会の中に位置づけること。
この設計提案が社会にとってどんな意義があるのか、を説明することです。
大抵は、個別の敷地に個別の解答を与えている作品なので、それをもう一度社会に差し戻すのが役割だと思っています。
さて、今年は、和大最優秀賞の山本(恭)くんを評した。

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