近代建築「卒業設計2026」推薦のことば(植原丈)

そういえば,近年はこちらに載せてなかった。
今年は載せておきます。植原くんです。
田辺市中心市街地の災害前に浸水域に建てる住宅群の計画です。

推薦のことば
平田隆行 和歌山大学システム工学部建築・ランドスケープメジャー准教授

南海トラフ地震の津波浸水想定域での提案である。田辺は歴史ある紀伊半島の中核都市であるが,浸水リスクから地価は下がり,空き家化と高齢化が進んでいた。植原君が取り組んだのは,この地に「田辺らしく豊かに」住み続ける住居の「型」だった。 津波対策は一般的に高層化か嵩上げである。高層化は地方都市の暮らしには合わない。面的な嵩上げは被災前には困難だ。そこで植原君は「丘」が連続して減災機能を持つ街を考えた。そして丘を持つ街を生み出す「住まいの型」を考えた。通常,戸建住宅の庭は個人空間として閉ざされる。しかし津波浸水エリアの「丘」は違う。それは開かれた命を守るコモンズだ。開かれた丘が個人空間の住まいと絡まることで,豊かな生活環境が生まれるかもしれない。それが津波と共に生きる田辺らしさにつながるかもしれない。これがこの計画のエッセンスである。 リスクがあることはマイナスだが,それ故に孤独にならず,さまざまな人や緑,土との繋がりができる。だとしたら災害と共に生きることも悪くない,いやむしろそれは豊かさなのかもしれない。そう思わせる風景ができた。植原君の世代はおそらく,南海トラフ地震の復興を担う主軸となる世代だろう。ともすれば過剰防御になりやすい時代に,このようなオープンな提案が出されたことは,災害に備えるすべての地域に勇気を与えるだろう。(573文字)

2026年度 和歌山大のPCとAIの革命

和歌山大の2026年度BYODパソコンの基準が発表されました。Windows11,x86アーキテクチャ,8GBメモリ,128GBストレージ,です。
私の周りの学生は,この基準をみて,大学生協で推奨パソコンを買った学生が多いのですが,非常に評判が悪いです。高額で重くて,中途半端だと。Macに乗り換える学生も多いです。特にAppleシリコンになってからは,バッテリー持ちが全然違うので。

Macは非推奨となっていますが,実際にはMacでもほぼ問題ないです。
他大学でもMacOSを可としている大学が多かったです。 調査(geminiにdeep researchで調べてもらった)した20大学では,東京大学や京都大学,東京科学大学(旧東工大),早稲田大学などの多くの大学でWindowsと並んでMac(macOS)の利用が認められています。和歌山大の「Windows 11・x86限定」という縛りは少数派です。東大のバッテリー15時間という縛りは,むしろx86は選択肢に入りにくい縛りになっています。一方,macOSやARM系CPUを明確に禁止しているのは横浜国立大学でした。他に千葉大,北大,九大,関大はWin主体のようです。

和歌山大の公式文書には「MacOSは推奨しない」という文言があります。 仕様策定の際,私からは「実際の利用においてMacで問題となることはほぼない」「他大学のBYODでもMacの排除は少ない」ことを挙げ,慣れたPCを引き続き使えるように「MacOSは推奨しないが,使用する場合はMacOS14 Sonoma以上とすること」という文言を入れる提案を行なったのですが,結果として「MacOSは推奨しない」という文言だけが残ってしまいました。

ではなぜ,Windows11/x86という環境だけに限定しているのか? それは,2021年の時と変わらず,学生からのクレームです。 「システムがおかしい」と学生からクレームが来たとき,「教員の環境では問題なく動いてる」の一言で終わるからです。責任持って動作確認するのはWin/x86だけで,他は知らない,自己責任で使って,と言いたいわけです。

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和歌山大システム工学部・アルゴリズム時間割表(2021非公式)

2020年度に初めて作成した,和大シス工の全メジャー組み合わせの時間割表を2021年度も作りました。公開されているデータをもとに,アルゴリズムによって自動的に算出したものです。(考え方は過去の記事をご覧ください)

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2021年度 和歌山大のPC

和歌山大のBYODパソコンの基準が変わりました。これまで観光学部ではMacも可能でしたが,全員がWindows10/64bit/x86となりました。

その理由は,例えばデータサイエンスなどの,Pythonなどのインストールを前提とするごく一部の授業で対応が難しいからだと聞いています。

これはmacでPythonを使えないから,ではなく,インストール方法などの説明にmacとwinと二通り用意することができないからです。自分に技術があれば,乗り切れるといえば,乗り切れます。

まぁ,大半の授業は,MacでもWinでも,iPadやChromebookですら,対応できます。授業はmoodleというwebのシステムと,MicrosoftTeamsで成り立っており,これらは,Win/Mac/iOS/Android,どれも対応しているのです。

ではなぜ,windows10/64bit/x86という環境だけに限定しているのか?

それは,学生からのクレームです。
「うまく表示できない」とか「動画が見られなかった」とか「システムがおかしくて提出ができなかった」とか,学生からクレームが来たとき,「教員の環境では問題なく動いてる」の一言で終わるからです。責任持って動作確認するのは,Win10/64bit/x86だけだと。他は知らない,自己責任で使って,と言いたいわけです。

無理もないですよね。

ただ,それでmacは使えないかというと,ほとんど問題ありません。
そもそも,私もMacで困ってませんので。

すでにwinな人も,無理して新品ハイスペック買わなくても,問題ないと思います。

「おまえが1年生ならどうするか?」 と聞かれたら・・・M1Macの登場で暴落している中古のMacbook Airを買いますね。さらに新品のiPadとApplePenも買います。で,2年生の終わり頃に,Appleシリコン積んだ機種に乗り換えると思います。

Appleシリコン搭載のMacbookは,これまでにない素晴らしいノートパソコンだと思います。2021年度の新機種が出たら買うつもりです。


和歌山大システム工学部・アルゴリズム時間割表(非公式)

和歌山大システム工学部は,全国でも珍しい「ダブルメジャー制」を採用している。簡単に言うと,メインとサブの2つの専門分野を選んでその組み合わせで卒業するというもの。和歌山大では10メジャーがあるので,その組み合わせは90通りとなる。

さらに2020年から,「クオーター制」が導入された。「クオーター制」とは,1年を4つの四半期に分け,その期間で授業が始まって,終わること。

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