和歌山大システム工学部のパソコン選び2020

2019年とほぼ同じタイミングで2020年もAppleが新機種を出しました。
和歌山大システム工学部でのパソコン必携の機種選びについて,コメントしておきます。

要求スペックはWindows10機種ですが,Macでもコストなしで対応できる,という情報は,以前と同じです。(2020.0517訂正:システム工学部とMicrosoftとDreamSparkの形式で,さらにMicrosoft Imagineでソフトウェア提供が行われていましたが,それらが「Microsoft Azure Dev Tools for Teaching」へと移行し,個人PCにはインストールできない規約となっているそうです。一方で,和歌山大はMicrosoftとEESの契約を行なっているようですので,kivutoを通じてMicrosoftよりWindows10Educationを個人PCへインストールする権利が与えられると考えられます。 2020.0615訂正:kivuto社(カナダ)とMicrosoft日本法人に和歌山大学が確認をし,個人PCへのインストールはできない,ということがわかりました。この件については大変興味深いことになったので,近く別ページに記述します)
2019年,2017

なお,1年時にパソコン必要となる機会は,あまりないんですよね。タブレットで事足りてしまう。だからパソコン買うのは後でもいいと,個人的には思ってます。

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和歌山大システム工学部のパソコン選び

追記:2019年3月18日,iPadAirとiPadMiniが出ました。プロユースとしては,中途半端ですが,大学生や高校生にはちょうど良い機種かと思います。まだ高校生なら,受験サプリなどのネットでの受験勉強にも使えますよ。(といって,親などの大人からの投資を呼び込みましょう。)
購入する学生は,学生・教職員用のAppleStoreで買いましょう。学割がききますし,この季節だとApplePencil一本分くらいのギフト券が貰えます。なお,私は小四の娘の専用機として,また両親用にそれぞれiPadAir(2019)を購入しました。本人はiPadPro10.5(2017)を使っています。(追記終了)

追記2:2020.05.17:システム工学部とMicrosoftとDreamSparkの形式で,さらにMicrosoft Imagineでソフトウェア提供が行われていましたが,それらが「Microsoft Azure Dev Tools for Teaching」へと移行し,個人PCにWindows10Educationをインストールできない規約となっているそうです。一方で,和歌山大はMicrosoftとEESの契約を行なっているようですので,kivutoを通じてMicrosoftよりWindows10Educationを個人PCへインストールする権利が与えられると考えられます。ただし,現時点では未確認です。)

和歌山大でパソコン必携になって2年が経過し,3年目が始まろうとしています。私も授業をペーパーレス化しました。卒論の提出もPDFです。とても便利になりました。

そのパソコン選びですが,推奨スペックhttps://www.wakayama-u.ac.jp/_files/00171236/pc_requirements_2019.pdfが公表されています。Win10です。スペックは,全メジャーの要求を満たすものになっていますので,ここまでのスペックが必要になるのは一部ではないかと思います。Macは非推奨ですが,Macでもコストを掛けずに対応させることが可能です。

bootcampでWin10を起動するのですが,大抵のアプリはMacでもWinでも使えるので,案外Macで使えます。Macを考える人には,こちらをご覧ください。

私が1年生なら・・・パソコンは中古のMacbookにし,iPadProとApplePencilを買います。講義ノートは断然タブレットです。NoteShelf2やGoodNoteはとてつもなく強力なツールですし,電池の持ちが違う。CPUパワーはiPadで十分すぎる。

ノートアプリの使い方は,是非ググって見てください。これなど,読むと良いと思います。私はTEX使いませんが,タブレットの威力を感じると思います。

ここ数年,ノートパソコンはあまり進化していません。5年前の機種でも十分使えます。一方でiPadは劇的な進化を遂げています。iPadを持ち歩くことも,ひとつ選択肢に入れておくのはいかがでしょうか?

なお,MacにBootCampでWindows10を入れる方は,外付けのSSDから起動するWindowsToGoを使うのも,いいですよ。システム工学部の学生は,WindowsToGoをインストールする権利を得られますので,無料で使えます。(ただ,インストールはちょっと厄介ですが・・・なぜかEducationバージョンはインストーラーが素直に動かない・・・)

シス工に入学して,Macにしたけどわかんない・・・という方は,時間が許せば,直接相談に応じます。ハードに関しても大抵の工具はありますし,SSDの入れ替え程度なら手助けします。WinToGoの作成で困ったら,お尋ねください。

ゼミ配属を安定マッチングで! スクリプトで自動計算

日本の大学の多くは,特定の研究室に所属して卒論を仕上げます。どこの研究室に配属されるかは重要な問題です。
双方が良いな,と思っている組み合わせをできるだけ増やしたい。そして,公平で変な駆け引きをしなくて済むような方法がいいですよね。

そこで「安定マッチング」(stable matching)という組み合わせを求めることにします。

ここでの「安定マッチング」とは,「自分が入れる研究室の中で,最も希望順位の高いゼミに配属されている状態」です。これを導き出すことができれば「あっちの研究室に希望出しておけば入れたのにな・・・」なんてことが起きません。

これは別名「安定結婚問題」とも言われます。 続きを読む

和歌山大システム工学部_BYODでMacはありか?

2017年度の記事です。 2019年度はこちら 2020年度はこちら


2017年度から,和歌山大学でも学生のBYODパソコンが必携となりました。
パソコンを持って当然として授業演習が行われます。まぁ,今,パソコン使えないということは,読み書きできないことと同義ですから突飛なことではありません。

問題は,機種選定です。

推奨スペックが公表されています。システム工学部は高めのスペックが要求されています。

個人的に気になるのは,OSの指定がWindows10(64bit)であること。
Macはダメなの?

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MacOS Sierra (10.12)日本語入力プログラムをATOK風キーバインドに

2016年9月末,MacOS Sierra (10.12)がリリースされました。

ここでは,Macの日本語入力を「Atok風」にする方法を公開してきましたが,従来の方法,MacOSX 10.10(Yosemite)や OSX 10.11(El Capitan)と少し,異なるので,新たに記しておきます。(詳細後述)

なお,10.11(El Capitan)10.10(Yosemite) の方は,リンク先をご覧ください。

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